「働き方改革」というのがここ最近のトレンドです。仕事をしている人は残業しないで早く帰りましょう、という流れになってきているのかなと。
実際に働く環境に変化があったかどうかは皆さんそれぞれだとは思いますが、自分の場合は結果的に、仕事量が減少し、それに伴い会社を出る時刻が早まりました。
同時にそれは、残業が少なくなるということを意味しています。残業手当が少なくなるので、年収的にはダウンになり。
ということで、個人のお財布としては「働き方改革不況」とでも言うべき状況になってきています。
時間が生まれた実感
ダジャレのようで申し訳ないのですが、時間が生まれた実感がないのです。
早く帰りましょう、と会社から強く言われるようになりました。早く帰ることで、自分の時間が生まれることになります。
そうすると生活にゆとりが生まれるはず・・・なのですが、感触としてはまったくそうなっていない気がしています。不思議。
これは恐らく自分の家庭の事情で、その分育児に充てる時間が増えているのだと思われます。家には2人子供がいます。
イクメンという言葉は好きになれませんし、育児のスキルは一向に上がらないのですが、できることはやってあげたいと思うわけで。
会社を早く出られたなら、できれば子供が起きているうちに帰りたい。そうなると会社帰りの寄り道もさほどできません。
働き方改革で早く帰れることになり、生まれた時間を育児時間と自分の時間とで半分ずつ使おう、と思っていたのですが、大半が育児への時間になっているようです。
どうしても手際が悪いので、帰宅して風呂に入れたり、寝かしつけをしたり、1日の後片付けをしたりしているうちに夜中になってしまい、消耗して寝る・・・
もちろん、毎日やれているわけではないのですが。
会社帰りの時間
早く帰れるようになった会社員の皆さんの中には、家にまっすぐ帰らずにどこかに寄り道して帰っている方も多いのだろうと思います。
居酒屋で一杯やってから帰る人もいれば、自己研鑽で習い事的なことをして帰る人もいるでしょう。
そんな風に会社帰りの時間の使い方はいろいろでしょうけど、それにはお金がいるわけで。ここで重要なのは「時間が生まれてお金が減っている」ということ。
生まれた時間を使って会社帰りに何かしたい場合は、やりくりしてお金を捻出しないといけません。
そのお金がないので、自分は基本的にまっすぐ帰るようにしています。そうせざるを得ない、ともいいます。
支出を見直す
我が家は共働きなので、二人の給料の使い方についてもルールを設けています。働き方改革で年収ダウンとなったので、あれこれ見直しました。
家全体としては、
- 住宅ローンの月々の返済に充てる額を少し減らす
- 貯蓄に回す学を少し減らす
という対策を取った次第で。
もちろん、自分個人の出費も削減しないといけません。
- 月に1度、整体に通っていたのを中止。
- 電子マネーを整理。nanacoを使うのをやめ、ほぼSuicaのみに。
- 同時に、コンビニに行かないようにする。
- 会社に水筒を持参する。
- 外の飲み会には原則行かない。
- 晩酌を減らす。
といったコスト削減を実施しました。
ちりも積もれば
あとは、ちりも積もれば山となる、ということで、
- ポイントサイトの活用
- 不要になったものをメルカリ等で売る
- 高還元率のクレジットカードのポイントを貯める
- 小銭で投資信託を買う
- 債券を買う
ということもやりました。そもそもやっていたのですが、より多く、という感じです。
ひとつひとつは微々たるものでも、やっているうちに意識が向上しているような気がします。あくまでも、気がするだけ、ではあります。
また、自分の趣味に「温泉旅」があります。温泉旅は自分の中の最大の支出です。お金がかかるので、工夫をするようになりました。
これからも工夫しつつ温泉旅を楽しんで、本館ブログで記事にしたいと思います。
効果測定
働き方改革不況になって1年です。支出を抑える意味で効果があったなと思ったのは、
- 外でお酒を飲まなくなったこと
- コンビニに行かなくなったこと
この二つは大きかったです。
また、ポイントにこだわるようになってキャッシュレス生活をさらに推進した結果、個人営業の店を利用する機会が減りました。
個人営業のお店は現金払いオンリーであることも多く、キャッシュレス派には利用しづらいです。
面白そうなお店を見つけても入るのをためらうこともあり、それはちょっとしたデメリットだと言えそう。
ということで
この記事をアップした日は25日の給料日でした。以前と比べてめっきり少なくなってしまった給料の額を見ると悲しいものがあります。
ただ、長時間会社にいればいいというものではないので、工夫をしつつ子供との時間を作りつつ、たまに温泉に出かけつつ、という風に生きていきたいと思います。
もしかしたら、同じようなシチュエーションの方が偶然にこの記事を読んでくださっているかもしれません。いないかもしれません。
でも一言。お互いに頑張りましょうね。