インターネットをよく見ている人の中では「イケハヤ」こと「イケダハヤト」さんは割と有名な方、なのでしょうか。あるいは、知らん、という方も多いかも知れません。
自分はイケハヤさんの名前は知っていて、それは悪い意味で知っているので、イケハヤさんの動向をTwitter等で時々追ってしまうことがあります。興味本位。
悪い意味で知られていて、動向を見ず知らずの人から追っかけられる、というところで、イケハヤさんがどんな存在とみなされているかは・・・です。
でも自分はそんなイケハヤさんを笑ったりすることはできないな、と思ったので、僭越ながら、書いてみようと思った次第。
イケハヤさんとは
ご存知ない方のために、イケハヤさんとはどんな人なのか書いておきます。自分が理解している範囲で、ですが。
こう書くと、あまり妙な印象は持たれないと思うのですが、
という傾向があります。だんだんとイメージがついてきたでしょうか。
(「仮想通貨をやたらと勧めている」というのもありますが、仮想通貨のことは自分は全くの素人なので、ここではコメントしないことにします。)
ブログと動画と、情報商材
イケハヤさんは、ブログからの広告収入やアフィリエイト収入、youtubeの広告収入、ご自身で作成した情報商材の売上等で生活しているものと思われます。
ところが、これらの収入源がここ最近、不調のようなのです。
貧すりゃ鈍する。上記のような売上不振があって、最近のイケハヤさんの言動には焦りが見えています。しがみついている感じではあります。
では、そんなイケハヤさんのアウトプットはどんなものなのか。リンクは貼りませんが、ブログも動画も、基本的には「粗製乱造」という感じです。
(ご覧になりたい方は「イケハヤ」でウェブサイトや動画を検索してみてください。)
イケハヤさんの情報商材は買ったことがないのでコメントできませんが、ブログや動画の質を見れば、イケハヤさんの情報商材の質は推測できそうな気も。
そんな情報商材の中には数千円から数万円するものもあり。自分の経済力では気軽に買えません・・・ブログや動画を見る限り、その価値があるかは分かりません。
ただ、若かりし頃(今のようにお金に執着していなかったころ)のイケハヤさんの本は読んだことがあります。「武器としての書く技術」だったでしょうか。
この本は今のイケハヤさんのイメージほど悪い本ではなかったような記憶ですが、どんな本だったかな・・・
少なくとも、質が不十分なネットのコンテンツをたくさんアップしているうちに、それらへの評価が落ちて、結果的に収入面で厳しい局面なのだろうなと思っています。
品質と焦り
そんな、あがいているイケハヤさんを遠くから眺めて笑ったりするのは簡単です。イケハヤさんには、アンチの方も多いです。
でも自分には、イケハヤさんを笑えない。
自分もブログを始めて3年とちょっと経過しましたが、2019年3月の「Googleアップデート」の影響はやっぱりあって、アクセス数が一時大きく減少したのも事実です。
また、ここ最近の「働き方改革」の影響で年収がダウンしたので、収入に対して焦りを感じる、というのは分かる気がします。
先立つものがあって初めて趣味の温泉旅行に行けて、それをブログに書いて・・・という好循環だったのが、今ちょっとした危機にある。
・・・と書くとちょっと大げさですが、まあそんな感じでもあります。
イケハヤさんはコンテンツの大量生産で危機を打開しようとしているのかもしれませんが、自分は逆に、書き物の品質にこだわっていく必要があるのかなと考えています。
なので、イケハヤさんの動向を見て「大変だなぁ」とは思っても、そこで彼を笑ったりするのではなく、彼のように焦りを前面に出さないようにしないと、と。
(自分の書いているモノの品質はさておき、焦らないようにしたいな、ということです)
ということで
自分はイケハヤさんのような有名人(ネット上の)でもないですし、かつてイケハヤさんが強烈に批判していた会社員でもあります。
要は全く土俵の違う人なので、こうして書くこと自体おこがましいのですが、ブログを書いていて、かつ今は向かい風の中にいる、というのは一応の共通点。
向かい風の中、自分も焦りたくなるのですが、焦っても良いことはないはず・・・
結果的に、イケハヤさんを「反面教師」とか「他山の石」みたいな感じで見てしまうので、もしかしたら上から目線寄りになってしまっているかもしれません。
まあでも、焦らないようにしよう、と、イケハヤさんを見て思ったのでした。