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ささやかな暮らし/時々旅へ

人手不足とサービスレベルについてちょっと思った

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人手不足、という言葉をよく目にするようになったように思います。例えば、いわゆるサービス業を目にしていて、普段の生活でも実感することが増えてきたような。

飲食店に行けば店員さんの頭数が少なくて、注文したものが出てくるのに時間がかかったりとか、そういうあたりで。

そんな中で、今の日本が維持している「サービスレベル」。

これを維持することについて、世の中が躍起になっているというか、そんな気がしているのですが、この辺、そろそろ個人レベルから徐々に変わっていかないとな、と。

そんなことを思いました。

日本のサービスの品質は恐らく高いレベルにあると思うのですが、それを徐々にグローバル品質に近づけていく(落とす、というとネガティブなので)ということですね。

ただ日本の世の中では、まだ「サービスレベルを個々の頑張りで維持するのが美徳」と思う人の方が多数派でしょうから、徐々に。

提供する側を徐々にグローバル品質に近づけていく一方で、サービスに対して要求する側でも、徐々に期待値を下げていくことが必要でしょうね。

上手く書かないとネガティブな香りが難しいのですが、相手に期待しない、ということなんだろうなと思います。

例えば自分は本館ブログに書いているように、ひとりで温泉宿に泊まってぼーっと過ごすのが好きなのですが、そのサービスにも多くを期待しないこと。。

  • 鉄道より安く利用できる高速バスは、基本的には時間にルーズ。乗るなら遅れる前提でスケジュールを組む。
  • 行きたいお店が営業しているか(お休み、閉店、両方の意味で)は、行ってみないと分からない。行く前の情報は参考程度。
  • 安いお値段で泊まる宿は、どこか不十分なところがある。あら捜しはしてもしょうがない。

高いレベルを求めないで行くと、そんなに不満も出ないものです。まあそんなもんだろう、と。そんなおおらかなスタンスで行くと、精神衛生上、なかなか良いです。

と、達観したような感じで書いている自分も、心に余裕がないとそんな風におおらかなスタンスでいられないことも結構多く、修行が足りんなと思うわけですが。

という風に、世の中は一気に変わらんのでしょうけど、自分の生活圏内では徐々にそういうスタンスで行きたいなと思ったのでした。

ただ、物凄くサービスレベルの高かった国が、ぼちぼちいきましょうかモードになっていったらどうなるか、という心配はちょっとありますね。

サービスレベルが落ちて、世の中全体が「欲しがりません勝つまでは」と、我慢大会になっていったという歴史もあるので。そうじゃないんだよな、と。

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