life is tiny, sometimes journey.

ささやかな暮らし/時々旅へ

想う(Go Toとか県民割とか旅行支援とか)

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この間、本館の温泉旅のブログで、2023年に出かけた温泉旅について振り返った。

www.onsen-oh-yu.com

思ったのは、前年(2022年)とかそれ以前に比べて、旅の規模がちっちゃくなったな、ということ。

その原因の中で大きいのは、やっぱり旅にかかるコストが一気に上がったことだろうなと思っているので、今回はその辺を書いてみる。

 

2020年以降、感染症が世界中で流行っていたころ、外出を控えましょうというのが特に行政から強く言われていた。

その結果、交通機関や宿泊施設を利用する人が激減した。もちろん旅行なんてもってのほかだ、という感じだった記憶。

「県をまたぐのは控えてください」とか、懐かしい。

で、大打撃を受けた宿泊施設などを支援するために、国や自治体がいろいろと手を打った。

  • Go To トラベル
  • 県民割
  • 全国旅行支援

既に過去の言葉になっている。。

要は、上記の制度を使うことで、宿泊施設が大幅に割引になったりとか、旅先で使えるクーポン券をもらえたりとかして、とてもお得に旅行ができたのだ。

しかも、外出を控える人が多いし、海外からの観光客も来ないし、観光地も電車も旅館も、空いていた。

確かに、ずっとマスクしてないといけないとか、外食するのがちょっと怖いとか、そういう注意点と言うか縛りみたいなものは窮屈ではあった。

けれど、どこもかしこも空いている快適さが、その窮屈さを上回ったし、お得に旅行ができたので、経済的にも「また行こう」と思える余裕があった。

 

で、2023年。

もう今はマスクは外でつけるのは任意だし、いつの間にか飲食店の透明な壁は取っ払われた。

都心や有名観光地に出れば海外からの観光客がたくさんいて、新幹線に乗ればすぐ席が埋まり。ネットでホテルを探すと、以前より値段が上がっており。

旅行業界が盛況なのも、海外から多くのお客さんが日本に来てくれるのもありがたい話で、そこを否定するつもりは全くなく。

ただ、自分みたいに、人の少ないところに行ってのんびり温泉に浸かってお酒飲んで、HPをかいふくさせるのが目的な人としては、旅のコストと難易度が上がったなと。

 

自宅からさほど遠くなくて、人気の観光地と言うわけでもない場所を探す。

そういう場所は、きっと今も比較的お得な値段で泊まれて、空いているはず。

やっぱり定期的に出かけたいので、混んでるなあ、高くなったなあと脳内でぼやきつつ、そんな場所を探していこうと思う。

さいわい、人の少ない場所への旅をかれこれ20年近くやっているので、そういう「空いててお得な場所を選ぶ」ノウハウの蓄積はあるはず・・・

ノウハウとかセンスとか勘に頼りつつ、今後もぼちぼちと、出かけて行こうと思うわけで。

 

という、2023年のラフな振り返りと、2024年に向けた所信表明の下書きでした。

 

それでは、またいずれ。