life is tiny, sometimes journey.

ささやかな暮らし/時々旅へ

ここで書いたら気が済むかもしれないので

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自分もいわゆる氷河期世代

その中ではあまり苦労の大きな方ではなかったかもしれないけれど、今から10年ほど前、30代の半ばまで、自分なりに人生上手く行ってないな、という感じはあった。

このブログのタイトルも「人生はちっぽけだ」と、斜に構えた感じにしているけれど、積み重なった「上手くいってない感」から、自分のベースがそうなっていて。

そして今もその余韻みたいなものは、自分の中に棲んでいる。

 

上手くいってない感を抱えながら生きてきた期間は、たぶん20年くらい。その期間のうち、最後の7年間が特に上手くいっていなかった。

それは、この期間に当時の上手くいってなさを変えようとしていたからかもしれない。

  • 働く環境を変える。
  • 暮らす環境を変える。
  • 自分ができることを増やすための行動をする。

転職、転居(移住も検討しつつ)、資格取得、などなど。実現しなかったことも多数。

 

ひとりで温泉宿に泊まるのを始めたのが、ちょうどこの「変えようとしていた時期」の始まりと一致する。

現状を変えるにはどうすればいいか考えたり、上手くいかない感じにくたびれたり、

そういう中で一人の時間を温泉宿で過ごしていたので、この時期の温泉旅のことは10数年経った今でも結構覚えている。

今もそれなりに上手くいかないことはあるものの、温泉旅の目的は当時とはちょっと違っている。

  • 当時は、考え事のテーマを温泉宿に持ち込みつつの温泉旅。
  • 今は、日々の諸々に疲れた自分を再起動するための、無になるための温泉旅。

 

で、当時の「考え事をしつつの」温泉旅のことをどこかに書き残しておきたいという気持ちが自分のどこかにずっとあって。

まあでも、時代としては2010年前後のことで、2020年代にそれを書くのも、昔話になるのであまり意味はないかな、という蓋をしてきた。

まあ、蓋をしてても書きたい衝動は時々わいてくるので、自分のブログに時々、その頃のことを散発的に、書いたこともある。

2024年になり、当時の「上手くいってなくて変えようとしていた7年間」が終わって10年以上経っていて、また、書いておこうという気分がわいてきた。

なのでどこかで書こうと思いつつ、公開するもんでもないかも知れんし、でも自分専用メモで誰も見ない場所に留めとくのも違う気がするし、

なんてうじうじしているうちに、今日も日付が変わってしまい。下書きだけが増えていく。

 

ちなみに「上手くいってなくて変えようとしていた7年間」は割と突然に終わった。

自分が変化を勝ち取ったということではなく、上手くいってなかった自分に気づいてくれた人が助けの手をさしのべてくれた、という感じが近い。

そこから、割とレールがしっかりしてきて、自分の中の迷いとか悩みのジャンルが以前とは違うものに変わってきた。

供養になるのか、臥薪嘗胆の薪と肝になるのか分からんけど、そういう意味では、自分向けに書くのは意味があるのかも。

 

と、話がループしたところで、それでは、またいずれ。